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2006年1月 1日 (日)

風俗・・GWの喜劇

新年あけましておめでとうございます。
今年こそはよい年にしたいと思います。

いきなりですが、たわけの思い出シリーズ第2弾です。

何とか大学を卒業し、無事に社会人のスタートをきりました。
いわゆる研修期間中に、現在進行中のプロジェクトでどうしても手が足りないという事で
まだ研修中の私にあるシステムの1画面の作成の仕事が回ってきました。

もちろん、先輩がフォローしてくれていたのですが、さすがに厳しいものでした。
必要なスキルがある訳でもなく、恐らくは多くの社会人が体験しているであろう強烈な
ストレスが襲ってきていました。

ちょうど時期はGW。いつものメンバーで飲みに行くことになりました。
以前にも飲みに行った後に風俗に行っていたメンバー、その再来を実は少し期待しつつ
その期待があっさりと受け入れられる展開となりました。
場所はとあるピンサロ。

※ピンサロ(ピンクサロン)とは、個室ではなく、簡単なセパレータで区切られた空間に
簡易ベッドあるいは大き目のソファーがあり、そこで口によるサービスが受けられる場所。
セパレータの上から丸見えというかなり恥ずかしい空間です。
ま、わざわざのぞく人はあまりいないとは思いますが・・・


ビルの入り口に地下に向かう階段があり、それをおりていくと入り口の扉があります。
階段にセンサーがあるらしく、歩いているとピンポンピンポンいっていました。
扉を開けると、すでに受付のカウンターに何人か客がたむろしていました。

時間的に終電まであまり時間がなく、聞いてみると相当の待ち時間がある様子。
結局、その日はそのまま帰りました。
連れいわく、「まぁ店の場所もわかったやろうから、また来てみてくれや」
ちょうど場所的に会社からの帰り道の途中でした。

微妙な心理の変化がありました。
それまで風俗の存在自体を忘れていた状況だったのですが、ストレスのたまった自分に
そこが何か特別な場所のように思えてきたのです。

GWがあけて、仕事に戻ったのですが、やはりあの店の事が頭を離れません。
仕事の方はかなり苦戦していて、その日も何とかごまかしつつ会社を出ました。
しかし、普段どおりに電車の駅に向かうのではなく、その店に足が自然と向いていました。
大体でしか場所は覚えてなかったのですが、しばらくうろついて、ついに店の看板を見つけることが出来ました。

ここで急に気持ちに変化が生じたのです。
普段待ちを歩く時には全く気にもならないまわりの人々の存在が急に大きく感じたのです。
悪いことをしている、そういうわけでもないんでしょうが、妙に恥ずかしさを覚えたのです。
まぁ、胸を張っていい事でもないので、当然といえば当然ですが、周りの人の視線を
妙に気にするようになっていました。(実際は誰も見てないのに・・)
店の周りをうろうろとしばらくうろついてみました。というより、そうする事しか出来ませんでした。
その方が周りからするとよっぽど怪しく見えたかもしれませんね・・・

ただ階段を下りて、店の扉を開ければいいだけの話。
しかし、なぜか、それが出来ないんです。
結局近辺をうろうろして、その日はそのまま帰路につきました。

次の日、仕事での苦戦が続き、少し遅めの帰宅となったのですが、
やはり店に向かって歩き続けていました。
そして、その日も、あたりは真っ暗でいちいち周りの人の顔なんて見てないのに
私からすると、1人でも人がいると、その人の存在が気になって入り口に入れないんです。
結局、この日も、近辺をさんざんうろついたあげく、そのまま帰路についたのです。

3日目、この日は雨でした。
仕事の方では、解決の糸口が見えて、少しほっとした状態で帰路についたのです。
糸口が見えたことも大きかったのですが、何より2日もうろついたあげく店に入ることも
できなかった悔しさが残っていたのか、その日はいつもよりも早く帰路につきました。

この日、雨だったことは少し救いになっていました。

雨が降っていれば・・・かさをさしますよね。これが遮断壁となってくれたのです。
・・いま考えるとばかばかしく感じますね。ところがその時は本当にそう思ったのです。
赤ちゃんは、自分で自分の顔の前で手をかざすことで、自分も見えなくなるだけでなく
周りからも見えなくなると感じると、聞いたことがあります。
まさに、あの時の私もそうだったんですね。

そして、ついに、あの階段を降りていきました。

受付に並べられたパネルを見ていました。
18~20ぐらい(と書かれた)の子が並んでいる中で、ふと1人だけ25の子が出ていました。
写真写りはそういい訳でもなかったのですが、何か年の近いほうがいいかな?そう思い
その「ちか」さんを指名しました。

店の中はかなり暗いので、顔云々はあんまり覚えていないのですが、短い時間ながら
会話が弾んで、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

ついに、1人で風俗へデビューを果たしたこの日、この日が大きな転換点となったのです。
自分を抑えていた何かがはじけた瞬間。
そして、ちかさんとの時間が楽しかった事が、さらに拍車をかけた事になりました。
その時に、風俗にはまる要素の1つ、「女の子と2人きりの楽しい時間をもつ」
それ自体にはまってしまったのです。
デートとか付き合うとかの経験がほとんどなかった私にとって、それは遅すぎたデビューでした。
もともと聞き役の多い私にとって、積極的に話しかけてくれる風俗のおねーさん達は
ありがたい存在でした。

女を知らずにここまで来てしまった自分、この遅れをとりもどしたい。
そんな心境であったことは確かでしょう。

大体風俗にはまりまくっていく人たちの共通点として、それまでまともに付き合ったり
した事のない人、そういう説があります。
大体、付き合っている彼女がいたり、そういう面で苦労をしていないモテモテ君は
そもそも風俗にわざわざ行く必要がありませんから・・・

とにかく・・・一人で店に入るという経験を得た私にとって、
はまり道への第一歩が踏み出された、そういう事になります。

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